イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第42回
大型企業と小型企業

分散投資の極意≪その4≫

小型企業への投資の魅力とは
まだ小さな企業が大きく成長していく過程で
株主の資産が増やせる、ということは前にも書きました。
ですが業種の中に大型企業が上場していたとしたら
どう対処したらいいのでしょうか、
その企業に対する投資をあきらめたらいいのか、
それともほかに別の投資の方法があるのでしょうか。

これを製薬会社で見てみます。
製薬大手の企業には香港上場の、中国製薬(コード:1093)
北京同人堂科技発展(8069)があります。
中国製薬はビタミンCとペニシリンを原料とする
薬品の製造と販売をおこなっており
北京同人堂科技発展は総合漢方製薬会社ではトップの企業です。

2社の売上げと成長率
企業名 売上高
(単位:元)
成長率
(前年同期比)
一株利益
(単位:セント)
株価
(03年7月第5週)
中国製薬 1,625,13万 39%増益 16.62 2.70香港ドル
北京同人堂科技発展 497,37万 47%増益 76 13.05香港ドル


次に香港上場の製薬会社で売上げの少ない小型企業に、
清優製薬(コード:0858)
バイタル・バイオテック(8193)という企業があります。


2社の売上げと成長率
企業名 売上高
(単位:香港ドル)
成長率
(前年同期比)
一株利益
(単位:セント)
株価
(03年7月第5週)
精優製薬 199,49万 47%増益 2.15 0.185香港ドル
バイタル・バイオテック 167,96万 36.8%増益 3.43 0.435香港ドル

(次回に続く)


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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