| 第27回30代からの投資
 
 基本的には20代のときの投資方法と同じで
 長期投資でいいでしょう。
 ですが30代はなにかとお金が必要になってくる時期でもあります。
 人生の中でもいろいろなイベントが多くなってきます。
 例えば結婚やマンション、または持家購入の時などは
 それなりにお金が必要になってきます。
 私も31歳の時に建売住宅ですが
 購入した時にはそれなりのお金が必要で
 その時投資していた日本株から一部を売却し、
 住宅購入の頭金にしました。
 このような時のためにも株式投資は有効です。本来はこのようなときでも全株を売却するのではなくて
 利益分の株を売却せず、長期投資として残しておくべきです。
 ですが日本株の場合は将来の日本成長に疑問が残ります。
 長期投資で残したとしても
 ひと財産になることは考えにくいですから、
 長期に経済発展できる中国の株式市場でないと
 この方法は難しいと思っています。
 35歳で年率平均20%成長していく企業に100万円投資したなら
 25年後の60歳で投資金額は9,534万円になっています。
 30年後の65歳には2億3,737万円になっています。
 大事なのはずうっとおいておける勇気があるかどうかです。このような企業に投資した時には
 配当金もそれなりにつくでしょう。
 その企業の株を持っている限りは一生入ってきますので
 配当金狙いのつもりで持ち続けるという
 気持ちでいてもいいでしょう。
 その企業の株を売却してしまうということは
 企業がニワトリだとしたら配当金は卵だと考えてみると、
 その卵を産むニワトリを売却してしまったら
 もう毎年卵を食べることはできません。
 こう考えれば長期投資でおいておくのも納得できます。
 投資で利益を考える時には株の売買益だけではなく
 配当金という大きな見方がついています。
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