イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第26回
20代からの投資方法

20代の人はこれからの人生が始まる人たちですから
投資を行うにしても長期投資、
または超長期でを行なうことができます。
例えば安定した大型企業に投資したとしても、
その企業が年率5%の配当金をずうっと出し続ければ
20年で100%ですから配当金だけで
投資した金額を回収できてしまいます。
当然投資した企業自身が成長していけば
配当金額も増えていきますから
もっと早く投資金額を回収できます。

他には超優良企業(年間平均20%以上成長していける企業)に
100万円を長期投資した場合、
株価も20%平均で上がっていったとすると
20年後には3,833万円になります。
25年後で9,534万円。
30年後で2億3,737万円になります。
25歳で100万円を投資すると55歳の時には
2億円以上の資産ができていることになります。
ですが一般的には30年という投資期間になる前に
売却してしまうことが多いものです。
例えば100万円投資で10年後には619万円になっていますから
ここで売却して利益を取りたくなります。
このようなときにはとりあえず
投資した金額100万円分を売却して
元手を取り戻せば残った金額の株は
ただで手に入れたも同じですから気分的にも楽になります。
たとえ残った金額の株がゼロになったとしても
損はしていないわけですから
多少惜しい気持ちがありますが
投資と割り切って済ます事ができます。

もっと利益を確保したいのであれば200万円分を売却して
100万円分の利益を完全に確保しておけばなおさら安心でしょう。
大事なことは全部売却するのではなくて
その後20年間おいておける株数を残しておくことです。
このような投資テクニックは投資家本人が考えるほかに
今まで先人たちが書き残してきた投資に関する本が多くあり、
その内容の中から学ぶことが大事です。
長期投資に関する本としてアメリカの投資家、
ウォーレン・バフェット氏の著書が参考になります。
20代からの投資の仕方は
投資した金額の中から元手を取り戻したとしても
残りの株は売却しないで長期投資にまわすのがいいでしょう。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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