第20回
投資とは
株で利益をあげる時に
安全性の高い企業に自分のお金で
その企業の株を購入することが投資だと一般的にいわれています。
この時は投資会社や企業年金、大型ファンドが購入している
企業の会社の銘柄を購入していくことが
一番の安全のように見えます。
中国の企業でいえば
香港のハンセン指数構成銘柄にも組み込まれている
チャイナ・ユニコム(銘柄コード:0762)、
レジェンド・グループ(銘柄コード:0992)、
他にH株企業の中国石油(ペトロ・チャイナ銘柄コード:0857)、
中国石油化工(サイノペック・コーポレーション
銘柄コード:0386)等の企業が代表的な候補に上がります。
このような企業は投資ファンド等が
投資しやすい条件を備えています。
つまり、売上高が大きく時価発行株数が多く
大量の株を売ったり買ったりできる企業ということです。
例えばペトロ・チャイナならば、発行済株式数が175億8242万株で
1日の売買高が1億株以上を超える日が普通で、
売買代金が80億円前後です。
ファンドが購入していく企業は
大量の株を売買できないと売りたい時に売れず
買いたい時に買えません。
小型企業だと大量の売買注文をこなすことはできませんし、
たとえ値段がついたとしても株価は急騰、急落をしてしまいます。
金額の多い投資をする機関投資家
及びファンド筋の投資には向いていないのです。
ですが大型企業なら投資ファンドなどが
大量に売買できる企業ですのでファンド銘柄に最適です。
たとえ将来性の高い企業だったとしても
発行株数が少なかったり、時価総額が少ない場合には
ファンドに組み入れにくい銘柄となりますが、
優良企業の場合、または将来性の高い企業の場合は
ファンドに組み入れられる銘柄となっていることもあります。
ですが基本的にはファンドに組み入れられる企業は
情報が多くでます。
特に中国企業の場合は基幹産業が多いですし
銘柄さえ選べば成長性のある企業が多いですから
投資に向いた企業が多いのも事実です。
特にH株の石油関係は目先の収益率にとらわれないのであれば
長期投資を考えてもいい企業でしょう。
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