| 第13回覚悟
 
 投資はリスクとリターンが表裏一体ですから、
 もし中国の経済がコケたり投資した企業が次々と倒産し、
 全滅したとしたら株主である私は1円も手元に残らず
 無一文となることでしょう。
 ですからここが大事なのですが、
 私は中国株投資で万が一無一文になったとしても
 それを覚悟のうえで投資をしています。
 その時は住むところは確保できていますので
 生きていけるのですから
 これだけでも幸せなことだと割り切っています。
 この個人が投資できる、またはしたい金額の投資尺度のことを”心の投資安全度指数”と名づけてもいいと思っています。
 Y.T氏は預金と保険を中心のポートフォリオを組んだうえでの
 投資に対する”心の投資安全度指数”は
 残った金額での投資でした。
 私の場合は100%中国株式投資を行うことが
 ”心の投資安全度指数”です。
 日本株投資を行っていたときも私は預金はしていませんでした。
 土地、預金、株と分散するよりも効果があるからでしたが、
 自分の信じていることを今後もおこなって行く
 自分が見えるような気がします。
 最近Y.T氏からせめて最低でも500万円は中国株を現金化し預金に回せ、と真剣に説得されました。
 私はカレに、安全は確保されているのだから
 中国株投資にもう少し金額を回せると思うので
 そのほうが将来大きなリターンが帰ってくる可能性があるよ、
 という返答で結論は出ませんでした。
 それにしてもY.T氏とは
 180度投資に対する考え方が違うのですから面白いものです。
 人それぞれ格好や性格が同じ人なんて
 この世の中に存在しないのですから各個人の
 ”心の投資安全度指数”で投資をしていけばいいでしょう。
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