温泉で元気・小暮淳

温泉ライターが取材で拾った
ほっこり心が温まる湯浴み話

新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

昨年は、日本が大きな地震に見舞われ、
多くの命と物が失われ、傷つき、
今なお大勢の人たちが苦しんでいます。

震災直後、東日本の温泉地では、
計画停電や自粛による宿泊キャンセルの嵐が吹き、
やむなく休業した旅館やホテルも少なくありません。
ゴールデンウィークを境に、徐々に客足は戻ってきたようですが、
それでも例年に比べると不景気と風評被害の影響が大きく、
どこの温泉地も今後の経営のあり方を模索している状況です。

温泉には、入浴や飲泉による
化学的・物理的効果のほかに、
日常生活から離れ、風光明媚な温泉地へ
移動することによって環境が変わり、
ストレス解消や精神疲労に効果をもたらす
「転地効果」という作用があります。

これこそが私が提唱する“心の湯治”です。
復興という意味においても、いま日本人に必要なのは、
心を癒やす時間を生活に取り入れることではないでしょうか。

「温泉で元気!」
今年もよろしくお願いいたします。


温泉ライター 小暮淳


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2012年1月1日(日)

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