服飾評論家・出石尚三さんが
男の美学をダンディーに語ります

第582回
おいしい水のあるおいしい生活

1日にいったいどのくらいの水を飲んでいますか。
いや、私自身、こんな風に質問されたのです。
その時、私は答えられなかった。
というよりも自分自身が
いかに水を飲んでいないかに気づいたから。
お茶、珈琲、紅茶は
たぶん人よりも多い位かも知れません。
でも、それはすべて沸かした水であって、
生水ではありません。

私の友人のA氏に言わせると、
「君は水を飲まなすぎる」。
朝、昼、晩、少なくとも
2リットルの水を飲むべきだ、と。
たしかにこれは私にとっても盲点でした。
ほとんど生水を飲まないことが、
習慣になっていたのです。
A氏の説によると、日田天領水が良いとのこと。
私は名前を聞いたことはありますが、
飲んだことはありません。
九州、大分の湧水ですね。

なるほど虚をつかれた思いだったのですが、
A氏、なんと日田天領水を送ってきてくれたのです。
20リットル入りの四角い箱で、栓を引くと
ごく簡単に必要なだけ注水できます。
便利なことこの上もなし。
飲んでみると「まあーるい水」。
あくまでも軟らかく、優しい水。
素直な私は毎日、朝、昼、晩にわけて
2リットルを目標に飲んでいます。
そもそも私は暗示にかかりやすい人間ですから、
はっきりと体質が改善されました。
それぞれ自分の身体に合った
良質の天然水を飲むことは、必要でしょう。

妙な表現かも知れませんが、
この水が好きになりました。
試みに普通の水と、日田天領水とで
同じようにいつもの紅茶を淹れてみると、
絶対に後者のほうが、美味い。
こればかりは必ずしも
暗示とはきめつけられません。

これからは積極的に
このお気に入りの水を使って、
水出し珈琲や水出し紅茶をつくろうと、
今考えているところです。
水出し紅茶などについては
以前お話をしたことがあると思います。

以前はまったくと言って良いほど
水割ウイスキィを飲まなかったのですが、
今はもう水割りが楽しくて楽しくて・・・。


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