石原新さんが歩む21世紀型日本人ビジネスマンへの道

第72回
私の中国語勉強法〜発音に気をつけてます

私のコラムにアクセスしてくださる読者の数ですが、
語学を題材にした日には大きく上昇することがわかりました。
読者の皆様は海外に関心の高い方が多いと思いますので
当然といえば当然の結果とも言えますが、
一方で、語学の重要性については充分認識していながら
なかなか身につかないので、
いったいどうすればもっと上達するのかと
お悩みの方も多いのではないのでしょうか?

かくいう私も英語や北京語がなかなか上達せず
劣等感を感じることも多いのですが、
勉強にあたって気をつけていることが一つあります。
それは、発音を重視するということです。
製鐵会社に勤めていたときの上司が
ロサンジェルスに駐在した経験を持っていたのですが、
英語の勉強法の話になったとき興味深いことを語ってくれました。

日本でいう小学校にあたるLower Schoolの低学年では
発音を非常に重視しており、
アメリカの子どもたちはこれを徹底的にたたきこまれるそうです。
生まれつき身のまわりは「英語の洪水」のなかで育った彼らでさえ、
そのような教育を受けているのかと、
新鮮な驚きを感じたことを今でも憶えています。
台湾に移り住んで北京語を習い始めたときも
四声の難しさは予め伝え聞いていたので、
先生には「発音を重点的に教えてください」とお願いしました。

その中国語の発音ですが、
原則として一つの字に対し一つの発音
(少ないですが例外もあります)で、
日本語のような音読み・訓読みは存在しません。
その発音をどのように憶えるかというと、
「ピンイン」あるいは「ボポモフォ」と呼ばれる
発音記号と四声のマーク(上がり・下がり)を組み合わせ、
振り仮名のようして憶えます。
「ピンイン」の方はローマ字を使い、
「ボポモフォ」の方は独特の記号を使います(記号の数は37種類)。

私は最初「ピンイン」を使っていたのですが、
途中で「ボポモフォ」の方が
より本来の発音に沿っているように思え乗り換えました。
しかし、まだ漢字をパッと見で
対応する記号をスラスラと書けるほどには上達しておりません。


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2005年5月17日(火)

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