今まさに芽吹こうとするアジア株を
アジア株研究家・平田さんがレポートします

第137回
証券取引所のホームページを活用する

会社の組織変更に伴う株式の売買停止機関があっても
理由がわからなければ
ヤフーなどで株価が表示されずにびっくりしてしまいます。

また、株式分割を知らなければ
突然に株価が半分になったと思ってしまいます。
「まあ、何か理由があるのだろう」と
鷹揚(おうよう)に構える手もありますが、
気になる人には気になるでしょう。

アジアの国の証券市場を調べるには
証券取引所のホームページが役に立ちます。
2003年現在では
現地の言葉と英語で書かれたものしかありませんので
見るのには若干の苦労はあります。
しかし、株価とか株価指標などは定型的なものですので
数字を見るのが目的であれば充分役に立ちます。

上場企業に関わる重要なニュースは
証券取引所に報告されますので
奇異に思えるようなことがあればここを確認するのが一番です。

しかし、データやニュースがどこにあるのかは
突き止めておかねばなりません。
そこで、ニュースの見方を若干例示させていただきます。
下記の操作で該当企業のニュースを表示すれば
配当とか、株式分割など想像できる文言が並んでいるはずです。


(中国・香港の場合)

1.香港交易所(http://www.hkex.com.hk/)へ行きます。
2.右上のindexの「China Stock Market」を選択します。
3.上のメニューにある「Company announcement」を選択します。
4.「Exchange」と書いてあるところで市場を選びます。
5.該当企業のシンボルや企業名で検索します。

※中国の値幅制限は指定された銘柄を除き前日の終値の10%。
 香港では値幅制限はありません。


(タイの場合)

1.証券取引所(http://www.set.or.th/)へ行きます。
2.メニュー「Investment Info(投資情報)」の
  「Listed Companies」を選びます。
3.シンボルを入力します。
4.左のメニューの「Company News」を選びます。
 
※タイでは値幅制限はメインボードでは前日比上下30%、
 フォーリンボードの値幅制限はありません。

※シンボルが変更されることもあります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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