第23回
日本に住んでいる4つのメリット
日本では、インターネットが
快適に見られ、費用も安いのですが、
それ以外にも、われわれが恵まれていると思うことがあります。
ひとつはこの国では報道の自由が保証されていて、
多くの情報を、
簡単に手に入れることができることです。
言論の自由が保証されていない国では、
インターネットを自由に見られないところもあります。
メールアドレスが登録制になっている国もあるのです。
日本でも、大切と思える情報が報道されなかったりして、
「あまり参考にならない」と思う日もありますが、
少なくとも国家当局によって発行を禁じられるとか
簡単に当局に連行されるというようなことはまずありません。
でも、これはアジアを見渡したときには、
普通ではない自由さです。
あと、外貨規制がないこともわれわれに幸いなことです。
今は、昔の話になりますが、
金(ゴールド)とか外貨を日本人が持てない時代もあったのです。
それがだんだん自由化されて、
最近では1998年の4月に外為法の大きな改正がありました。
われわれは、自由に海外で金融や証券の取引ができます。
それから、「円」が強い通貨だということも良いことです。
アジア諸国へ行かれた方なら誰でも実感されていることでしょう。
お伝えしたかったのは、海外投資をするのに
われわれ日本人が恵まれていると思われることが
多くあるということです。
要約すると以下の4点です。
1.インターネットが普及した国に住んでいる。
2.情報を取ることが国家によって制限されない。
3.外国へ投資できる自由な国に住んでいる。
4.強い通貨(円)を持っている。
この4点を兼ね備えた国は他にどこがありますか?
アジアでは
日本だけではないでしょうか。
香港やシンガポールは比較的自由な国ですが、
報道の制限がないとは言えませんし、
インターネットの環境は日本のほうが数段良いように感じます。
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