中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第3492
■食用蛙さんからのQ(質問):博士蛙の今後
(40代 男性)

日々の更新誠に有り難うございます。
為替の影響を受け難い内需株を中心に
あの手この手研究を続ける過程に於きまして、
タカラ・トミーとの提携で話題になりました
キッズ向けアパレル最大手の博士蛙(1698)が
どうにも気になり始め仕方なくなりました。

診て頂ければ分かりますが、
中小も含め数万とも云われる競合他社が
ひしめき合う中、
売上げ、最終利益共に
前期比100%もの数字を叩き出しており、
まずまず健闘しております。
また、先頃ニュースが飛び込んできましたように
同社を支援する材料に
一人っ子政策の緩和が上げられると考えるのですが、
いかがでしょうか??


※1月にいただいたご質問です。


■QさんからのA(答え)

経済が良くなってくるとファッション・ビジネスにも
当然、陽が当たるようになります。
日本もそういう過程を辿ってきました。
ですから初めの頃は私も樫山オンワード
という会社に肩入れをしたことがあります。
でも、2、30年経ってみると、
どんなファッションのトップを行った会社でも
皆入れ替わりが激しくて、
そのまま残っている会社なんてほとんどありません。

ですからファッション・ビジネスは
時代と共に入れ替わりの激しい商売です。
その代わりコストが20%くらいで、
後は競争で売れ残った商品をどうやって叩き売るか
という思いっ切りで商売していますから
長期投資の対象ではありません。
ですからどの会社がいま良いかというくらいのことは
私にも分かりますけれども、
自分が手を出す相手とは思っておりません。


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2012年3月23日(金)

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