第3347回
■フジゴロウさんからのＱ（質問）：直感を頼りにすることがありますか？
（50代　男性）

Ｑさん、いつもコラムを楽しく
読ませていただいております。
人生の先輩、Ｑさんに質問させていただきます。
仕事選びや出会いなど、
人生は選択の連続のように思います。

その度に分かれ道も一杯あって、
判断ミスも数知れません。
株を選ぶ際にも、私は判断材料を元に
最後は自分の直感を頼りにしますが
実際家のＱさんでも、最終的には
自分の直感を頼りにしたりすることがありますか？
また今までのご経験の中で、
何か大きな選択を迫られた際に
どうやって判断を下されてきたのかお聞きしたいです。

■ＱさんからのＡ（答え）

何事も最終的な決定権は自分にあるわけですから、
それを直感という言葉であらわせば
全ての人はみな直感で
仕事をしていることになりますけど、
そのプロセスでどういう角度から物を見るか
ということがとても大切だと思います。

色んな角度がありますので、
世の中がどういう方向に動いていくのか、
そして富はどう流れるとかいうことを
きちんと捉えることができないと
いけないと思うんです。

そういうような意味では、
直感という言葉を使うよりも
「フォーカス」と言いますか、
焦点が合っているかどうかの方が大切だと
思っております。
その焦点は直感で出来る人もおれば、
レンズを廻さないと出来ない人も居りますから、
どっちが正しいということではなくて、
物を正しく捉えるということは、
いつの時代でも、
どんな仕事をやる上でも大切だと思っています。