第3103回
■アンパンマンさんからのＱ（質問）：銀基集団

いつも大変ためになるお話を有難う御座います。

中国酒「五糧液」の最大手販売代理企業で、
フランス、イタリア、オーストラリアなど
11カ国の21社のワインサプライヤーと
200数種のワインの取引契約を結び（うちの40種は独占契約）、
2年でワイン業務の売上構成を50％にまで拡大させる計画を持つ
銀基集団(0886)という会社に非常に興味を持っています。
今年元高ユーロ安を予想しています。
国産ワイン会社以上に利益を上げるのではないかと考えています。
しかし既に最近かなり上がり始めており購入を迷っています。
Qさんはこの会社についてどうお考えでしょうか？

■ＱさんからのＡ（答え）

お酒の代理店をやっている会社の話ですが、
最近見ておりますと
昔からのお酒の方はあまり伸びが良くなくなって
一番伸びているのはワインのようです。

一頃に比べると、
中国のワイン会社も株価がもたもたしていますけど、
政府がワインの輸入に対してかなり便宜を図るようになったせいか、
ドッと入ってきた輸入ワインがカブいています。
中には仕入れ値の10倍で売れていると新聞にも載っています。
そうしたワインを扱っている会社の一つでしょうが
まだ始まったばかりだし
株価もそんなに安いわけではありませんので、
はっきりした業績が証券界に知られるようになるまでに
それなりの時間がかかることを覚悟する必要があると思います。