中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2855回
■じゃいあんさんからのQ(質問):恒安国際

いつもお世話になっております。
毎日先生のコラムを楽しみに拝見しております。

子供のいない叔父叔母夫婦が親戚におりまして、
昨年より叔父の介護を甥である私が手伝っております。
一旦介護状態になると診察代・薬代・介護ヘルパー代など
福沢先生がいとも簡単に財布から飛び出していくのを
目にして驚いております。
その中で、月に1万円程度、
紙おむつ・ウェットティッシュ・トイレットペーパーなどの
衛生用品代がコンスタントにかかっています。

今後中国は世界最大の高齢化社会になり、
その頃には衛生意識が
先進国レベルまで向上しているという前提に立った場合、
衛生用品の消費量もいつか中国が一番になるのではないかと思い、
恒安国際を長期保有目的で購入いたしました。
先生は中国の衛生用品市場についてどのようにお考えでしょうか?
ご意見いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


■QさんからのA(答え)

ティッシュペーパーや子供の、
最近は年寄りのオムツを作っている
恒安という会社は業績もいいし、
今後も恐らく売上げは順調にふえていくと思います。
でも株価がもうすでに高いですよね。

そういう何十ドルもする会社の株を買ってもっと上がると思っても、
倍率はそんなによくならないでしょうね。
50ドルの株が500ドルになるのはなかなかだけど、
1ドルの株が10ドルになる可能性は高いでしょうね。
もっとも10倍になる株を見つけるのも
容易なことではありませんが。


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2010年6月25日(金)

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