第2631回
■buonoさんからのＱ（質問）：交通建設・中国中鉄

30年程前、父より読むようにと先生の本を渡されたのが、
出会いでした。
それ以来何十冊か読ませていただき、
また代官山のヘクセンハウスにおじゃましたりしました。
父と年が近いこともあり、
一度もお会いしたことが無いにもかかわらず、
とても親近感があります。
本当に少しでも長く、健康で、
また我々に生きたアドバイスをお願いします。

最後に、今春より少しずつ、
水、環境、農業関連を仕入れておりますが、
数年前に仕入れた、交通建設、中国中鉄の今後の見通しについて、
お聞かせください。
さっき、早く読みたくて、「予見力」買ってきました。

■ＱさんからのＡ（答え）

株というのはまだ誰も気がつかない、
もしくはあまり気がついていない時には
株価も当然安いわけですから、そういう時に買うべきで、
みんなが知った時は株価も高くなっているわけですから、
それから先は運不運みたいなところが多いと思います。

あなたが買われた会社だって
いずれも公共投資が起ることを前提として買っているわけで、
公共投資は今後もまだ続くと思いますけれども、
まあみんなが知っていることなんですね。
ですから「知ったが終い」というように、
別に将来どうするかを私に聞くまでもなくて
要するに「お終い」なんです。