| 第2588回■OKさんからのQ(質問):柴田錬三郎さんについて
  何時も多岐に亘るお話面白く読ませていただいております。ご高齢でもあらせられますので、
 何時まで続けてくださるのだろうかと、
 少々心配しておりますところです。
 さて、時代小説の大御所である柴錬さん、その創造力、空想力、語彙の多さ、博学、博識から書かれた小説は
 大変面白く今も読んでいます。
 その著書「三国志」などには名文多く、宝石のごとく、
 読み捨てるには勿体ない処も多々ございます。
 その著「北畠具教ーー秘伝一の太刀 」中、
 剣士の試合場面中に
 「一の太刀、一つの位として天の位、
 一つの太刀として地の利、天地両儀合せて、第三の至極、これ也!」
 とあります。
 この一文、先生はどう感じ、受け止めますでしょうか。
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