第2456回 ■マンゴーさんからのQ(質問):どうして親日
今週末に、また台湾に行きます。 昨年、台湾では若い人達の間で「海角七号」という 日本人と台湾人との間のラブロマンスの映画が大ヒットしました。 私も観て涙を流しました。
第二次大戦後、国民党政府の時代になってから、 反日教育をしている、と台湾の人から聞きました。 どうして、台湾の人は中国や韓国のような、 反日にならず親日の国でいられるのでしょうか。
■QさんからのA(答え)
アジア人たちの中では、 恐らく日本人に対して一番親しみを持っているのは 台湾の人だと思います。
台湾だって日本が治めた時は皆が喜んだわけではなくて その後蒋介石の政府になってからがかなりひどかったものですから、 その反動として親日的になったという面もあると思います。 また実際問題として日本人が台湾でやったことは、 今日考えてみるとプラスになっている面も相当ありますので、 そのことを台湾の人は意識していると思います。 台湾の人が中国大陸に比べて先を進んでいるのは、 日本が50年間台湾を治めたおかげと言っていいと思います。 ですからそういうものが色々入り混じって 今日の台湾の親日感が出来ていますが、 その割に日本の人が台湾の人を大事にしてるとは思いません。 年寄りが皆死んで 新しい時代がはじまることを期待しています。
2009年5月22日(金)