第2315回 ■scorpionさんからのQ(質問):先生の大切にされていること
先生、明けましておめでとうございます。 毎日たのしく拝見させていただいています。 先生には20数年前に、山梨の甲府駅でお話をさせてもらいました。 先生の優しく爽やかな笑顔はいまも忘れません。
不躾な質問なのですが 先生が人生を歩まれてきて、 何を一番大切にされてきたのでしょうか? どうすれば 20年たっても色あせない思い出を私に刻むことの出来る 先生のようなお人になれるのでしょうか? お教えください。
■QさんからのA(答え)
私はよく人から、 「どうしていつもそんなにニコニコした顔が出来るんですか」 と聞かれます。 失敗した本のタイトルの上に ニコニコした顔があるのはあんまり似合わないとも言われました。 でも人生をにこやかに生きていくというのは大切なことで、 苦虫をかみつぶした顔をしていたって、 別にいい人生があるわけではありません。
ですから何を一番大切にするかということになると、 いつもにこやかに暮らすにはどうすればいいか ということじゃないでしょうか。 悲観的に世の中を見ていると、 自分も苦虫をかみつぶした顔になってしまいます。 頭の上から看板が落ちてきて、肩にあたって骨が折れたって、 悲観的な人はオレはやっぱり運が悪いと言いますが 楽観的な人は、頭にあたらなくて良かったなあと 胸を撫でおろします。 わたしの場合は肩より頭を大事にする方でしょうね。
2009年1月1日(木)