■QさんからのA(答え)
あなたも出版の話ですけど、
私は出版業界と一番関わりのあるところで働いてきたし、
本だって450冊も出版しております。
でもこの50年間のあいだ親しくしていた本屋さんで、
今日まだ元気なのは一軒もありません。
会社の方はかろうじて生きていても、
編集者の方が年をとったりおっぽり出されて、
それでも活字中毒ですから、
まだその辺をウロウロしているというのが現状です。
でも活字でないと頭の中に残らないということもあるんです。
また一ぺんテレビで見ても、
翌日また新聞で見ないと気のすまない人もたくさんいますから、
全くなくなるわけではないでしょう。
でも仕事にはなりませんので、
自分はつくる側よりも見る側に回った方が
いらいらしないですみます。
そうでなければ、
私も出版屋のオヤジぐらいはやっているでしょうね。
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