第2223回
■JUNさんからのQ(質問):東江環保について
毎日、貴重なご意見を拝見させていただきありがとうございます。
さて、このたびは
東江環保についての見解をお尋ねさせていただきます。
何と言っても、現在の中国では環境の改善が大きな課題であり、
そういう意味では廃棄物処理を主な事業とする
当社の価値は大きいと思います。
しかしながら、売上や純利益も毎年順調に増えているのに対し、
株価のほうは下降の一途です。
これもファンドによる投売りの影響かという感じを持ちつつ、
我慢の上に保有しているところです。
そこで以下の点について
先生のお考えをお聞かせいただけたら幸いです。
株主配当についてですが、東江環保の場合、
2005年の期末配当を最後に無配となり、
今年の中間決算でも予定されていません。
配当は出さなくても、
さらに大きな利益を生むための原資として有効活用されれば、
文句もありませんが、利益は毎年増えているにもかかわらず
「無配」が続いている状況では。
株主よりも資金繰りのことを優先させる経営者だと
割り切って考えるべきでしょうか?
また、出来高の低さも以前から気になっていたのですが、
どう考えるべきでしょうか?
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