■QさんからのA(答え)
ジッとしていても変化は起ります。
一つの変化のサイクルは大体30年くらいです。
ですから30年経つと
それまでに日本一の企業家になった人でもおかしくなって、
選手交替が起ります。
たとえば、堤家の人なんかは
世界で1、2の金持ちと言われていたのが、
あっと言う間に全部交替するということが起っています。
ダイエーみたいな会社が
これまたあっと言う間に傾いて人手に渡ってしまいました。
こうした新しい変化の中で
次の時代に要求されている知恵を持った人たちが、
次の時代のチャンピオンになるのです。
いまの日本はデパートもおかしい、スーパーもおかしい、
コンビニもおかしいということが起って、
次の物が出てこなきゃいけない時になっても
まだ何にも出てきません。
そのこういう時代を
どうやって上手く生きていくかということになると、
やはり日本でスキヤキのネギを作っているより、
山東省に行ってネギを作って
日本に持ち込んだ方が早いんでしょうね。
何も中国人にやってもらわずに、日本人でやればいいんです。
そういう時代の移り変わりを、
「変化はチャンス」と言ったんです。
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