第1893回
■馬の骨さんからのＱ（質問）：当面の天井について

最近の中国株はきわめて順調というか、
上げピッチが速すぎる気もします。
日本のバブルの時も、
天井を打つときには急速な上げになっていました。
私の知っている範囲では、
バブルの時の天井を的確に予想されていたのは、
Q先生だけだったような記憶があります。

そこで中国株についてですが、
高い経済成長率を考えてみれば、
大天井を打つのはまだ先にしろ、
とりあえずオリンピックや、万博等も
もうすぐ一段落することになります。
そこで中国株の当面の天井について、
どのようにお考えになっているか、
ご意見を拝聴させていただきたいと希望します。

■ＱさんからのＡ（答え）

株式市場には必ずのように上げ下げがあるもので、
どこかで天井を打っても、また新しい天井ができます。
それが上の方に行くか下の方に行くかというと、
当然中国株の場合はまだまだ先と考えてよろしいと思います。

いろんな人がオリンピック後はどうなる、
万博後はどうなると言いますけど、
もう既にわかっていることですから、
そんなことは条件の中に入らないと私は見ております。
天井はまだ遥か先の方にあって、
そんな心配をするより
明日明後日どうなるかという心配をするべきです。
２年か３年に１回景気がひどく悪くなる時があるでしょうけど、
いつもその時どういう株を買ったらいいかを考えるのが
私のやり方です。
いまのところは大して心配をしておりません。