第1833回 ■進さんからのQ(質問):株式併合について
いつも楽しく読ませて頂いております。 06年8月頃より東江環保を買い2倍以上になりましたので、 今回買い増しをしようと売買単位をチェックしましたら、 1万株単位です。
中国株2季報によると、 1年程前に株式併合申請を出しているが未承認のまま、 となっておりますが、 これに限らず中国の許認可に時間がかかるのは日常茶飯事の事なのか、 それとも別の問題をかかえているのか、 また併合とは 一般株主が買い易いように売買単位を引き下げるのとは 関係の無い事なのでしょうか。 ご教示下されば幸せでございます。 ご自愛の上、お元気でお過ごしくださいませ。
■QさんからのA(答え)
東江環保は深センの会社ですから、 これだけ環境汚染の問題がふえて、 中国の人が注意するようになりますと、 できれば大陸の人も買えるような株にしたいと考えて 本土の株に変えようとしたんだと思います。 でもそんなに上手く行かないようです。 いま中国の政府は外国にある会社の増資については 外貨をふやす結果になるため、許可を出し渋っているので、 その話もそのうち立ち消えになったんじゃないでしょうか。
本当は別にどこに上場している会社だろうと、 社会が必要としているものなら、それだけの成長もするし、 お金も儲けるようになると思うんです。 ですからそういうことに気をとられないで、 ちゃんと仕事ができる会社かどうかだけを中心として判断して下さい。 世の中の変化によって、政府の対策も刻々と変わりますので、 そんなことよりも、会社の業績の推移に気をつけて下さい。
2007年9月7日(金)
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