■QさんからのA(答え)
昔、髪の毛の生える薬というのを九州の人から持ち込まれて、
そのことを文藝春秋で書いて、
大宅壮一さんや池島信平さんにさんざ笑われたことがあります。
最終的に効果があったかどうかは私の頭を見ればわかります。
その時に、同じ物が実は水虫に効くということで
「救足」という名前をつけて売り出したことがありました。
これは本当によく効きました。
でも効くということと売れるということはまた別なことですから、
宣伝が行き届かずとうとう途中でやめてしまいました。
それをつくった人も
それを売るために私のところへ話を持ち込んで来た人も
みんなもうあの世に行ってしまいましたので、
いまは私の手の届くところにはありません。
でも最近私が中国で幻の化粧水というのを見つけまして、
それをつくった先生にきくと、
その化粧品も水虫によく効くという話であります。
どうやら肌に効くのも水虫に効くのも、
実は細胞の新陳代謝をする力があるかどうかと関係があるようです。
実際効くかどうかご自分で試してみたらいかがでしょうか。
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