■QさんからのA(答え)
私の楽観主義のすすめという本をお読みになったら
おわかりと思いますけど、
生まれつき運のいい人かそうでないかというのは、
自分は運がいい人だと思っている人は運がよくて、
自分はいつも運が悪いと思っている人は
運が悪くなるんじゃないでしょうか。
どういうことかというと、
自分は運がいいと思う人は
自分の周りに起こったことに対して楽観的に考える人です。
たとえば道を歩いていて、看板が落ちてきて腕に当ったら、
自分は運が悪いと思っている人は
いつも自分は運が悪いからこんな目に遭うんだと考えるけど、
自分は運がいいと考える人は
頭に当らなくて腕に当って助かったと思うわけです。
そういう人は何事も積極的に見て、
明るい方向へ明るい方向へと出て行くわけですから、
結果として明るい人生になるという具合に私は解釈します。
ですから、いつも自分は運が悪いと思っている人と
あまり友達にならないほうがいいと思います。
周りにそういう人がいると、
影響されて自分も運が悪いという気持になってしまいます。
反対に周りがみんな楽観的な人だと、
自分も楽観的な気持になりますが、
みんながみんな楽観的な人ばかりだったら
締りがつかなくなるということもありますので、
友を選ぶなら、8人が楽観的で、2人ぐらいは心配性の人で
ダメだ、ダメだと首を横にふってくれる人がいた方が
いいんじゃないかと思います。
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