中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1625回
losheさんからのQ(質問):他国と現状を比較すること

Q先生、こんにちは。いつも、大きな風を感じています。
本当に、ありがとうございます。
中国株のことで教えてください。
私は多少のヘマもしましたが
投資金額の約4倍程度で現状は推移しています。
これには何の不問もありません。

さて、NYや東京の市場全般と取引額を勘案すれば
ハンセン株価指数もそれなりの数値と思うのです。
でも、これだけの高騰経済を背景にした数値と思うと
少し全般的に安い
(市場には、空売りなどヘッジ機能等が無いことも理解していまが、
他国の株価と比較し場合)、まだまだ安いと思っています。
北朝鮮関連の戦争・国内内乱・共産党内部の指導方向変更が無ければ
(群州制には大賛成ですが)、色々ありますが、
放っておいても経済は上昇しますから、
株価は上がると有る意味、勝手に思っております。
他国の株価と現状を比較することは正しい投資判断なのでしょうか?
どうも・・私の言葉足らずかもしれません・・・


■QさんからのA(答え)

株価が安いか高いかというのは、
そこの経済が来年は成長するか、再来年はもっと成長するか、
そしてその中のどういう企業が一番お金を稼ぐか、
もしくは稼ぐお金に比べて株価が安いか、
ということが投資の対象になると思います。
ですから全体を通して安いか高いかということは、
株をやる人にとってはあまり問題にはなりません。

私が中国の株、香港に上場しているものも含めて、
これからまだ10倍は上がるでしょうね、という話をしたら、
中国の人たちのお気に召したと見えて、
中国中のインターネットに、
私が10倍になるよといった話が報道されております。
しかし全体の平均が10倍になっても、
自分の買った株が上がらなかったら何の役にも立ちません。
ですから10倍になることを考えるよりも、
自分の買った株が高くなるかどうかに神経を使うのが
大切だと思います。


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2007年2月11日(日)

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