| ■QさんからのA(答え)  インスタントラーメンで財を成した日清食品とは創業の時から付き合いがありまして、
 株を上場する時にもお手伝いをしたことがあります。
 いま中国でそれと同じ仕事をやって成功をしているのは、
 ご承知の通りカンシーフーです。
 カンシーフーは1ドル30セントぐらいの時に、「この会社は将来よくなりますよ」
 と言って周囲の人にすすめたことがあります。
 いまは5、6ドルという値段になりました。
 今後も商売は順調に推移すると見ていますけど、
 食品というのは
 そんなにむちゃくちゃ利益の上がる業種ではありません。
 売れた量に比例して利益も上がって行きますが、
 株価はあるところまで来たら
 ストップする可能性が強いと見ています。
 いま中国では次々と新しい食品会社が出てきております。例えば蒙乳みたいな株価は高いんですけど、
 利益がそれについて行っていない悩みを持っています。
 いままでの勢いでもっと株価が高くなるかということになると、
 首を傾げたくなる心配もあります。
 もし株でお金を儲けたいということでしたら、
 食品のところにあまり捕らわれないで、
 もう少し広く中国株全体を研究される方がいいと思います。
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