■QさんからのA(答え)
私が言っていることは
サラリーマンをやって貯めている程度のお金と、
その何万倍ものお金を持っているのとでは
物を見る尺度が違うということです。
平地に立って物を見ているのと、
10階に上がって物を見るのと、
また100階に上がって物を見るのとでは見える風景が違います。
ワイシャツが1枚買える人とビル一軒買える人とでは
当然物の考え方が違います。
あなたもかなり金持ちになって、
だんだん視界が広くなったのでしょう。
これからどうやってやって行くかということになりますと、
もちろん不動産もその視界に入ってまいります。
それをどのように扱って行くかということについては、
人に聞くよりも、
おそるおそるでも自分で試してみるのが一番だと思うんです。
理財はその時その時によって
物の見方を変えなければうまく行きません。
不動産を視野に入れてお話をしているようですけど、
不動産と言うのはそれを持っておれば絶対大丈夫だ、
と言われた時代もありましたが、
この10年間は、「不動」と言うだけに、
持っていたら身動きができなくなる財産だ
と言ってもいいかも知れません。
ですから固定観念にとらわれずに
損を覚悟で少しずつ実験的に勉強するのがよろしいと思います。
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