| ■QさんからのA(答え)  今の中国は経済が発展すると共に、みんなが車が欲しい自分の家が欲しい
 と考える時代に突入しております。
 不動産の建設をやっている会社も、
 自動車の製造をやっている会社も、
 ものすごい勢いで、会社そのものが大きくなっております。
 それが株式投資の対象としていいんだと思うのは、極めて短絡的な発想でありまして、
 皆がワッと集まるところは皆が競争するところですから、
 どれが先頭になってどれがドン尻になるかというのは、
 まだ勝負がつかない限り、
 泥仕合が続くと考えた方がいいんです。
 そこへ自分が一緒に泥をかぶりに行くのは、
 あんまり頭のいい方法ではないと思います。
 私も幾つも自動車の株を買いましたけど、
 一つも儲かった会社には出会っておりません。
 もし同じ自動車の分野なら、ポンコツ車が毎年600万台も700万台も出来てきますから、
 車の修理をする方にまわったほうが勝負が早い
 と言って奨めたことがあります。
 もちろん自動車の修理の会社にだけ
 こだわっているわけではありません。
 中国の経済がこれから発展していくプロセスで、
 確実にお金が儲かる会社は何かを勉強する場合、
 自動車メーカーにだけこだわらないことが大切です。
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