第1476回
■hosiさんからのＱ（質問）：各銘柄の比重

お金持ちになれる人シリーズ楽しく拝読致しております。
回を重ねるごとに益々パワーアップしてきますね。
次作も期待してます。

こちらでも中国株とデザインについてのコラムは
とくに楽しみにしています。
中国株は2005年からはじめました。現在22銘柄保有してます。
保有株数が少数ずつなので効率を高める為、
3〜5銘柄にしぼり(他は売却するつもりです)、
思いきって投資金額も増やしたいと考えています。
リセットして1から始めるつもりなので、
各銘柄の比重をどのようにしようか頭を悩ませています。
金額を増やすとなるとおよび腰なるので
アドバイスを頂けたらうれしいです。
鄭州ガス、新海能源、万科企業、エルドスカシミヤ、
ピルキントンガラス、東江環保が気になる銘柄です。
(東江環保以外は保有してます)

先生のお話しをきいてガスに非常に興味を持ちましたので、
すぐに両銘柄少しだけ購入致しました。
成長株に投資して種銭を増やすのが目標です。
どうぞよろしくお願い致します。

■ＱさんからのＡ（答え）

何度か都市ガスのことを取り上げましたけど、
何回も言っているようにこれは時間がかかる仕事です。
ガスを引く家が急激に増えるわけじゃなくて、
少しずつ増えていくということですから、とても時間がかかります。
商売としては、安全なうちに入りますけども、
その代わり株価の値上がりも遅いと思います。
あなたがいま取り上げておられる会社は、
いずれも将来性のあるものですけども、
みなテンポがのろい銘柄ばかりです。

例えば中国人がお金持ちになったら
皆がカシミアを着るようになることは間違いありませんが、
いつになったら皆が着るようになるかというと、
恐らく５年後じゃなくて10年はかかるでしょう。
しかし、ここにお上げになった会社は、
みな少しずつでも配当をしておりますし、
また将来性もありますので、
ジッとガマンしている分には、
私としてもあまり異議は唱えません。
でももう少し時代を先取りするような
先頭を走る株の買い方を取り入れても、
よろしいんじゃないかと思います。