■QさんからのA(答え)
今回の株の値下がりは
アメリカの金利の引き上げが一つのきっかけになっております。
アメリカ国内の物価を見ていて、
この調子ですすむとインフレになりそうなので
大きな投資を控えさせるという意味で
金利を上げたんだと思います。
その影響がヨーロッパから日本、台湾まで及んでおりますけど、
大陸の方は直接つながっておりませんので影響は少ないようです。
しかし、必ずしも理論通りに動くわけではございませんので
あまり雑誌に載っているような解説の通りに
物事を解釈しない方が
自分が将来株をやる時に役に立つんじゃないかと思います。
自分のお金で買う株はダウ平均を買うわけじゃありません。
その中の一つや二つの株を買うだけですから、
その株が全体の動きとまったく違う動きになることもあります。
私は株をやる人はダウ平均を気にするなといつも言っております。
ダウ平均が一時的にどういう影響を与えるにしても、
基本的に今後も成長を続けるなら値が上がるし、
反対ならば値が下がります。
ですから株をやる人は
株式指数や公定歩合を常識としてわかる必要はありますけども、
あまり気にしない方がよろしいんじゃないでしょうか。
|