■QさんからのA(答え)
人によって体の具合が違います。
元気な人はいつも元気ですから
病気をする人にはあまり同情心を持たないものです。
逆にしょっちゅう病気をしている人から見たら、
ずいぶんつれない人だなあと思ってしまいます。
健康に対する受け取り方にしても人によって千差万別です。
私の場合は何もしないでポヤポヤしていると
頭の方が早くボケると思って、
この年になってもまだ一生懸命仕事をやっております。
ただ身体には気をつけなきゃいけないと思っているので、
毎月1回はお医者さんに見てもらっているし、
6ヶ月にいっぺんは人間ドックにも入っています。
もうこれで25年間は通っておりますから
ドック入りも50回になりました。
年をとると必ず身体のどこかに障害が出てきます。
それを自分がちゃんと自覚して、
スピードメーターを積んで走るようなものですから、
走り過ぎるとすぐビービー鳴ってしまいます。
それを全く無視してサボっていると
ある日突然ガンだとか、脳の中の血管が細くなってしまって、
いつどこで爆発するかわからないぞ
とおどかされてビビってしまいます。
私は自分が死ぬ時に入院する病院の
どの部屋というのも決めています。
死ぬ時のベッドはどこのベッドかも決めてありますので、
それを少しでも先に伸ばしているというだけのことです。
年をとることに反抗し続けているわけですから、
そのうちに無理がきかなくなる時が来ることも
勘定に入っています。
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