第1332回
ガンジーさんからのQ(質問):不動産株と資源・素材株について

Q先生のHPを拝見させていただく事が、
毎日待ち遠しいて、9時と同時にPCのスイッチを入れています。
そして、ご教授により万科企業と
ツージンマイニングを購入させて頂き、
共に買値の2倍になりました。

本当に有難うございました。
収益が2倍になって、株価でも2倍は納得が行きます。
しかし、さほど収益が上がっていない
金鉱株まで株価が2倍になりました。
これはどういった事なんでしょうか。
私達個人投資家はどちらを買い増したものか
判断に迷ってしまうところです。
よろしくご教授ください。お願い致します。


■QさんからのA(答え)

お買いになった株の一つは不動産の会社で、
もう一つは金の会社ですけど、
金の会社は去年から今年にかけて
金の値段がものすごく上がりましたし、
今後はもっと上がるんじゃないかと予想されているので、
そのことを見込んだ形で
株価の方が先行しているということでしょうね。

それに比べて不動産の会社は
中国がこれから世界で最大の消費市場になる中で
先陣を切るのはマイホームとマイカーですから、
これからまだ先が長いと言ってよろしいと思います。
ことに万科企業は同じ不動産会社の中でも
現地人がやっている会社としては、
利益も上がっているし、配当もいいので、
とても人気があります。
こういう会社の株は安値の時に買ってずっと持っていれば
売ったり買ったりするよりも
しっかり報いてくれると見ています。

一方、鉱山の株は金だけでなくて石炭でも鉄でも
みんないまの所はよろしいんですけども、
資源を掘り出してきて売るだけのことですから、
それを加工する仕事の方が
ずっと付加価値をたくさん生みますので、
私はあまり氣がすすみません。
但し、資源不足はまだ長く続きますので、
今後も人気は衰えないと見ています。


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