■QさんからのA(答え)
中国の大都市の中で一番不動産の値上がり率の低いのが
広州市と成都市なんです。
あなたは将来、広州に住むということを前提として
住む家をお買いになると言いますけど、
住む家というのは
あらかじめ買って持っておればいいものではありません。
その時によって本人の社会的地位も違えば、
仕事も違えば、家族の関係も違うので
昔買った家では不都合になってしまうことが多いんです。
住むための家を買うんだったら、
その時になってお買いになることをおすすめします。
ことに中国のようにものすごく変化が激しい所では
3年前に建てた家はもう見られないほど
見劣りしてしまいます。
その分次に新しくできた家が立派に見えるようになり、
余計その感を強くします。
ですから必要な時に家が買えるだけのお金を
どうやって持てるようにするかが大切で、
そのためには同じ不動産を買うにしても
住む家ではなくて、
たとえばお店になる所を買うのがいいんじゃないでしょうか。
お店なら少し前に建った所でも
ロケーションがよければ借りる人はいくらでもいます。
また同じ不動産でも値打ちが違うと思います。
そうでなければ、不動産の株を買うのも一つの手です。
中国の不動産は少し前までは
外人向きと国内の人向けの使い分けがありましたけど、
いまはもうございません。
外国人であろうと中国人であろうと
同じ物件を買うことができます。
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