■QさんからのA(答え)
香港は狭い所でたくさんの人が住んでおりますので、
どうしても不動産を中心とした経済になっております。
それから世界中の物が無税で入ってくる自由港として
100年以上の歴史がありますので、
新しく金を儲けた人たちが
次々と買物にくる所になっております。
そして香港に世界中のお金が自由に集ってくるので、
新しい事業をやるためのお金を集める所になっています。
それにしても
銀行が一番儲かるんじゃないかとお考えのようですけど、
経済が大きく成長する時は銀行の関わりが一番多いんです。
日本でも成長経済の時代は
銀行が全ての事業に関わって一番お金を儲けたんです。
その反動が来て、
みんながおかしくなる時に一番ひどい目に合ったのも銀行、
というのが日本のケースです。
いま中国は成長の過程にありますので、
銀行が全ての成長企業と関わりがあります。
大陸の銀行が次々と
香港で上場するスケジュールが発表されていますが、
たぶん中国の4大銀行が次々と上場すると思います。
銀行株は中国の経済で大きな役割をはたしますので、
株価の堅調ということが考えられます。
現に建設銀行が上場されると、
1日の出来高が三十億株ということがございました。
色々と問題はありますが、
銀行株は長期投資の対象と考えてよいでしょう。
|