第1181回
■T.O.さんからのQ(質問):中国の薬の有効性について

先生、いつも楽しく読ませて頂いております。
先日広州に行った際、薬の見本市があり、覗いてきました。
見たところ、数多い小間の半分が
「回春」に効用のある薬を展示していたように思えます。
いつも健康、もっと若返りたい欲望は当然ですが、
いかに中国の人の欲望が強いかも目の当たりにしてきました。

中国の薬(と一概に言えませんが)の有効性につき、
先生はどう思われますか。
勿論、日本で売るには法律の規制があり輸入は困難ですが、
Q先生は中国の薬を「健康」の為に日頃服用されていますか?
中国の薬の安全性と有効性につきお尋ねいたしました。

ポスト小泉純一郎はいずれ出てくるでしようが、
ポスト邱永漢は小生存命中は見込みうすです。
Q先生いつまでもお元気でご指導ください。


■QさんからのA(答え)

中国の薬というのは大体
体のバランスをどう取るかということを中心として
バランスが崩れた時にバランスを元に戻すためのものですから、
西洋医学で言うところの即効性には欠けると思います。

私の場合は子供の時から漢方には親しんでおりますから、
何かあった時にはこういう薬、というよりも、
医食同源で、普段から食べる物に気を使うようにしています。
そういう考え方をみなさんにわかっていただくために、
ハイハイQさんQさんデスの中でも
漢方の話をやってもらっているんです。
その先生の薬も私は時々飲んでおりますが、
本当のところどこまで効いたのかよくわかりません。
でもたとえ気休めであっても
効いた気持ちになれば元気が出るものです。

だからと言って中国の薬を日本に持ってきたら
商売になるかということになりますと、
薬事法というものがあって、とてもうるさいんですね。
私は商売にすることを考えるよりは、
自分の方が時々中国へ行って鍼や灸、
あるいはマッサージなどやってもらうのがいいと思います。


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