■QさんからのA(答え)
会社が倒産したらどこの国にあろうと
その株はパーになってしまうという覚悟はしないといけません。
そういう意味では中国の株の中にも
結構いいかげんなものもありますから、気をつけて下さい。
中国の場合は上場株の中で赤字になって
それが3年続くと上場廃止になる銘柄に
STという名前がついています。
その中から元に戻るのもあれば、そのまま姿を消すのもあります。
しかし、そうでなくても突然会社の具合が悪くなって
倒産する会社もあります。
これはどこの国にもあることです。
心配されているAVIチャイナは
私も多分あなたの何倍、あるいは何十倍も株を持っています。
買ったときから見ると半分以下になってしまいましたが、
これは中国中の自動車会社がお互いに値下げ競争をやって、
赤字が出たり無配になったりしているからです。
しかし、それで中国の自動車業界が
おしまいになるわけではございません。
そういうプロセスを経て、必ずまた業績を快復して、
会社によってはトップを切るようになることもあると思います。
おっしゃっているAVIチャイナは、
航空機の技術を自動車に使っていますし、
将来性のある株の一つと思っています。
したがってどこでナンピンをかけるかということになりますが、
もう少し時間がかかるでしょう。
株の儲けは知恵が10%で、あとはすべてガマン料ですから、
もう少しガマンをして下さい。
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