■QさんからのA(答え)
中国の経済の変化と、体制の変化によって
新しく生まれる仕事がたくさんあります。
殊に保険は経済が豊かになって、
自分たちの健康や安全性について認識するようにならないと
始まらない仕事ですので、ここのところでやっと
生命保険と火災保険にあたるものが再組織されて、
上場されるようになりました。
これは経済が今までとは違う、
次の時代に入ったことを示すものです。
今ものすごい勢いで成長しているものが、
生命保険と火災保険です。
保険というものはご承知のように、
どのぐらい災害があるかということを予め計算して、
それを上回ってお金をもらうのでなければ
成り立たない商売ですから、
保険会社が損をする心配はございません。
ただし皆からもらったお金で投資をしますから、
株安などによってその投資がヘコんだら、
その都合、資産の評価が変わります。
資産を運用して買った株も土地も
値上がりしたり、値下がりしますが
今後10年20年30年に渡って、
保険会社が集めるお金は増える一方です。
増えたお金で不動産投資、株式投資をやって、
それがまた経済の成長によって大きくなっていくことを考えたら
私は自分が生命保険や火災保険に加入するより、
株を買った方がいいんじゃないかと思っています。
いま中国中、どこの街へ行っても
PICCと中国人寿という会社の看板が出ております。
どうして看板がこんなにいっぱい出ているのかと思って、
よく考えてみると、
保険という仕事は看板で集めたお金をもらっても、
紙一枚渡すだけなんですね。
そういう意味で保険会社は
これから有卦に入る商売の一つだと思っていいでしょう。
ですから私は、生命保険に入ったつもりで株を持ちなさい、
と言っております。
保険に入って一喜一憂する人はいないでしょう。
それと同じように保険の株を買って
一喜一憂するようではダメなんです。
高くなってるときに、
持ってる株を少し減らすのは構いませんが、
安くなったときにまた買い戻すくらいでないと
生命保険と財産保険の会社とは付き合いきれないと思います。
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