■QさんからのA(答え)
いまの中国の株は
中国の会計法によってやっていたのが大半ですけど、
実際的に株を売り出すということになりますと、
世界に通用する会計法にのっとった帳簿の作り方に
切り変えている会社と、また、昔のままの会社もございます。
そのどちらが正しいかと言われても、
きちんと成り立っているかどうかの方が大切でありまして、
それをはかるのにどちらの会計法によるかということよりも、
毎年どれだけ売り上げを上げてちゃんと配当や株配をして、
それでもまだ利益が上がっていく
という事の方が大切だと思います。
国際化が進むにつれて
だんだん世界的基準に移ることは間違いありません。
仮に昔の会計法のままでも
1年2年なら誤魔化せますけど、
何年も続いているとだんだん実態がわかってきます。
ですから、あまりそういうことにこだわるよりも
会社がやっている仕事の将来性に注目した方がいいと思います。
これから世界との関係の中でちゃんとやっていけるかどうか。
いまは情報が不足しているといいますけれど、
不足したなりにちゃんと把握する方法はあると思っております。
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