■QさんからのA(答え)
人がこの株がいい、この株が悪い
と言うのを参考にして株を買っても、
必ずしもその通りになるわけではありません。
中国の株は底値に近い所まで来て、
そこで人民元の切り上げがあって、
少し戻り足になっているところです。
私も底値に近いと思って、一生懸命ナンピンをやっております。
おっしゃっている株はみんなそれぞれの特徴があります。
例えばヤオファガラスとエルドスカシミアは
いまも私が一所懸命買っている株です。
あとの3つの内、リクカシカイハツは東京で言うと
東京駅の周辺から銀座までの
超優良地域の開発をやっているところですから、
絶対間違いのないロケーションですけども、
お役人さんがやっているビジネスですから、
日本でお役人さんたちが道路公団をやっているのとよく似ています。
効率の悪さが目立って、実力より株価の方が下ということが
今後も続くことは避けられません。
またコウザンリョコウ(黄山旅遊)は
私がちょうど行ってきたところです。
黄山そのものはものすごく人がたくさん詰め掛けていますが、
ここもお役人が経営している観光会社です。
またファウンダーも
北京大学の先生が経営しているビジネスですから、
腰が重いですね。
13億も人がいますから、
本当なら先端企業のトップを走りそうなものですが、
日本で考えるような展開になっていませんね。
うまく資金が回って、株価を押し上げる状態になるまでには、
まだまだ時間がかかると考えた方がいいようです。
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