第1093回
■y.hさん
からのQ(質問):向いていない?

2001年より中国株を始めたのですが
(日本株はやった事なしです)
ここのところの株価にさすがにめげて来ております。
月に1度程度しか株価を気にしないで今日まで来ております。
ところが人間欲が深いもので、
ついこの間まで倍以上に増えていた株がここへきて下がると、
なぜだか損をした気分になりこのまま奈落の底へ、
などどつい思ってしまいます。
そもそもが潰れた銀行に預けてあったお金、
どうせなら無くなったつもりで思い切って中国株を買ったのです。
初心では2008年までは株価さえも見ない予定だったのですが、
ここのところ週に一度、株価が下がっているのを確認する為に
株価を調べている始末です。

やはり株には向いていないのでしょうか?
今なら未だ多少の利益が残ります。
非常に曖昧で
そもそも人様に教えを請うようなものではないのは
十分承知していおりますが、
お時間ありましたらよろしくお願いします。


■QさんからのA(答え)

株価が下がれば、株を持っている人はいい気分はしません。
でも、いい気分でない時にやるのが株なんです。
株式市場にはサイクルがあって
悪くなったら必ずまたよくなります。
よくなったらまたダメになります。
よくなる時はみんな乗り遅れないように夢中になります。
本当はその時はもう、株の生命もそう長くはないんです。

ですから株をやる人は
一番具合の悪い時に一番株に関心を持たなければなりません。
現に普段はろくに相場を見ない私でも、
今みたいに株が下がっている時は毎日見ています。
ちょうどあなたと逆です。
どうしてかというと、下げた株は必ず戻るからです。
ただし、前と同じ株がそのまま戻るわけではありません。
シーズンが代わると活躍する選手が代わるのと同じで
株式市場の代表選手も代わるんです。
どういう業種に陽が当るか、その中でどの会社が一番稼ぐか
ということを研究すればいい訳です。
そういう研究はシーズンの変わり目にやるものです。
今まさにそういう時で、
こんな時に毎日イライラしているようだったら、
株をやれば必ず損をしますから
株には近づかない方がいいのではないでしょうか。


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