■QさんからのA(答え)
2008年まで待たなくても、
おそらく早ければもう今年の秋口からでも
人民元の切り上げはありうると思います。
ただ、いっぺんに大きく比率を変えるんではなくて、
少しずつやるだろうというのが私の一貫した見方であります。
例えば、香港ドルは人民元に対して1:1.06ですから、
それを一つにしてしまうと
中国大陸の方も計算がしやすいというメリットがあります。
先ずはそういうやり方をして、
様子を見てまた変えるいうことではないでしょうか。
それがどこまで行くかということになると、
これは神様だけが知っているという話になります。
日本の場合は4倍にもなったんですから、
1ドルが2元そこそこということも
ありえないことではありません。
でも、それはもっと先の話です。
商売をやっている人は
そういうことに慣れる必要があります。
また、どう対処するかというのもだんだんわかってきますから、
そんなに大きな打撃があると考えない方がいいと思います。
日本だってちゃんと乗り越えてきたんです。
もちろんポヤポヤして対応の悪い会社が
淘汰されるということはあります。
ですから人民元の切り上げによって
マイナスになる企業とプラスになる企業とありますから、
マイナスになる企業の方はできれば避けたほうがいい、
ということは株をやる人が頭の中に入れておくべきことでしょう。
※人民元切り上げ(7月21日)以前の回答です。
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