第1058回
■くすしさん
からのQ(質問):ナンピンの仕方について

今年、株デビューを中国株でした者です。
そこで先生に質問のなのですが、
1) 底値で仕入れるのがコツに思いますが、
理屈通りには無理に思います。
そこで、仕入れた値段の5%とか10%とか下がった時に
自分なりにナンピンをするか損切りするか
判断するかと思いますが、
先生の場合は、どのくらいを目安にされてますでしょうか?

2) ナンピンをかける為には、現金が必要に思いますが、
株に裂いてる何割くらいを
ナンピン用の現金を持つのが良いとお考えでしょうか?

初心者のつまらない質問で誠に恐れ入りますが
よろしくお願いいたします。


■QさんからのA(答え)

株をやる人は、ナンピンと言って
値下がりした時に平均仕入れ価格を下げるための
手直しをする必要があります。
株という奴はクセの悪い物で、買うと必ず下がるし、
売ると必ずもっと高くなるんです。

ですから、「下がった時に買うための資金を残しておきなさい」
と私はいつも言っています。
そのお金が何割かなんて決められるわけがありません。
自分が決めるんじゃなくて、
手持ちのお金に決められてしまうものなんです。

泣き泣きやるのがナンピンですから、
予め用意してやれることではありません。
でも何回もバカなことをやっているうちに
しぜんに覚えるのがナンピンなんです。
株をやるのだっていくらお金があるようになったから、
やってみなさいということにはならないでしょう。
やっているうちにどうやってやりくりをするかというのが
「金繰り」です。
色々頭を悩まして覚えて下さい。


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