第1011回
■どらこさん
からのQ(質問):海外での仕事について

邱先生、こんにちは。
28歳にしてようやく
生きていくうえでのお金の問題について真剣に考えるようになり、
邱先生の考え等、参考にさせていただいております。

さて、私は2年後くらいに韓国人男性との結婚を控えています。
彼は研究者で将来は、
日本以外のどこか(韓国あるいは第三国)で暮らすことになります。
私は働ける限りは仕事をしていきたいと思っています。
パソコン・ファクスがあれば
どこに行ってもできる仕事という観点と、
自分のポテンシャルから、
英語の実務翻訳家(特許や医薬など実入りのいいい分野)
の勉強を始めようと思っています。

まわりに相談できる人もおらず、悶々としております。
ちなみに今の仕事は編集者です。
先生のお考えをお聞かせ願えれば幸いです。


■QさんからのA(答え)

女の人は結婚する相手によって自分の運命が大きく変わります。
私に「女の国籍」という長編小説がございますけど、
それは男の人には国籍がある、
けど、女の人は嫁に行った先で国籍が変わる、
もともと女性には国籍なんかないんだ、
という女性の生き方をテーマにしたものです。

あなたの場合もたまたまいっしょになる人が韓国の人であれば、
韓国の人が受ける様々のマイナス面も
同時に受け入れなきゃいけないと思うんです。
ことに、いままでの行きがかりの延長線上で、
あなたの知らなかったような難しい目合わされます。
最近の中国では韓国の人は日本の人よりたくさん働いています。
いっそのことそういうところへ行って
あまり差別を受けずに生きることも考えられます。

そういう所に行って、自分のやりたい仕事、
自分にあった仕事を見つけることができれば、
未来のご主人にも、あなた自身にも新しい道がひらけます。


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