第1004回
■おばばさん
からのQ(質問):離婚による経済的損失

お金の流れが変わったら、
新しい流れのあるところに釣竿をたれるのが原則で、
新しい状況には新しい方法で対処せよと言われる一方、
夫婦はずっと一緒のほうが
経済的に恵まれると言われるのはなぜでしょうか。

たとえば、妻が夫の給料に依存せず、
自分名義の不動産をアジアの振興国などに持つことで
経済的に自立する術を知って、
生活費などを夫に請求せずに離婚できる場合、
それでも離婚をすると経済的損失があるのでしょうか。
豊富な人生経験をお持ちの先生のご意見を伺えると幸いです。


■QさんからのA(答え)

私が世の中が変わるからそれに対処しろと言っているのに、
夫婦別れはするなと言うのは矛盾しているでしょうか。
そういう変化に夫婦が一緒になって対処するのも
ひとつの方法じゃないでしょうか。
いまは辛抱しきれないで、すぐ別れたりする傾向が強いので、
自分たちも損害を受けるし、
子供がおれば子供たちにも大きな影響を与えます。
1人でやるより、夫婦が協力してやれば、
結果はよろしいじゃないかと思います。

あなたがその二つを矛盾することと思っているのは、
夫婦別れを前提として物事を考えているんじゃないかと思います。
はじめから別れるつもりなら、
結婚しないでも大体のことは間に合います。
いま、あなたが考えていることは、
旦那さんと一緒にいなくてもいいということのようですから、
私に聞くようなことではないでしょね。

アメリカで夫婦別れをするということは
財産を半分に割るということです。
裁判所は女の人の味方をするので、
アメリカの男の人は結婚をする前から
財産が半分になることを前提としなければなりません。
その分だけいつも戦々兢々として生きるのでは
事業にも力が入らないでしょうね。


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