■QさんからのA(答え)
会社勤めをやっていた時に、
自分のお金は扱わなくとも会社のお金を扱っていると、
ついお金の扱い方を知っているような気持ちになるものです。
でも実際には会社のお金と自分のお金は違うものなんです。
そして扱い方も違うんです。
会社のお金は扱い方を失敗しても、
クビを切られるくらいで済んでしまいますけど、
自分のお金の扱いが出来なくなるとメシが食えなくなるんです。
ですから十分に気をつける必要があります。
私の小学校の先生だった人が定年退職をして、
お金をどうしたらいいかと私に相談に来ましたので、
「先生みたいに株の「か」の字も知らない人は
株なんかやっちゃいけません」と言ったら、
はい判りましたと帰って、そのお金で投信を買ったそうです。
投信も株ですよ、と言ったらとてもビックリしていました。
まあそのくらいの知識しかもっていない人が
結構世の中にはたくさんいるんです。
ですからそういう人に私は、
株を買いなさいとは奨めません。
ただ、多少株の経験がある人だったら、
どういうことが起こっているかある程度わかります。
もし株を買うんでしたら日本の株よりも中国の株を買う方が
いまはチャンスが多いと思います。
その場合も勝手知らないところから
自分の全財産をつぎ込むようなやり方ではなくて、
半分遊びのつもりで、少しづつ勉強するのがいいと思います。
退職金の大半をそこにつぎ込まないことをお奨めします。
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