■QさんからのA(答え)
通りすがりの人が
自分の目で見たことを基礎にして質問しているようですけども、
聞かれる方もかなわないですね。
もう少し自分で勉強しないといけないと思います。
例えば外国人が中国で新しい仕事を始めるときに、
許可になるのかならないのか、というのは
仕事によってみな違うんです。
「こういう業種をやる場合には
許可になりますか、なりませんか、」
と聞かれるならお答えできます。
外国人がやれるかやれないかというのは
業種によってみな違います。
意味がないことを私に聞いているということになります。
それから中国人には税金がかからなくて、
外国人には税金がかかるということはございません。
業種によって免税、減税の措置もあります。
ただ、外国人の給料は中国人に比べて、
例えば日本人の給料は20倍から30倍高いので、
それと同じだけの給料を向こうで取れば、
かかる税金の率が違いますから、
外国人の方が高いように見えますけども、
同じ税法が適用されています。
また、あなたの友達は、
学校がどういう具合に経営されているかについては、
無知と言ってよろしいかと思います。
中国は教育とジャーナリズムの経営に対しては
とても神経質なので、
外国人がその中に割り込むには色々と難しい条件があります。
許可をもらってない学校があるなんておっしゃるけども、
中国では看板一つ出すのにも、許可がないと出来ないんです。
ましてや学校なんかは、
ちゃんライセンスをもらっていなかったら、
新聞に広告することも出来ません。
したがって無許可で学校を開いて、
お客を募集することは先ず不可能です。
そういうところでどうやってやっていくか、ということについては
具体的に一つ一つの仕事について勉強する必要があります。
また税金も払ったことの無い人が、
よその国の税法に興味を持つというのも、おかしな話です。
日本の税法を一応マスターしたうえで、
よその国の税法は日本とどう違うか、という勉強をするのが
税法の勉強だと思います。
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