第840回
UMDさんからのQ(質問):借りない人が損をする?

独立10年目38歳の個人デザイナーです。
私はお金の貸し借りが嫌いで現金主義でやってきたのですが、
今後大規模に個人破産者が出て担保の回収もされずに
踏み倒したような生活をする人が増えると思います。
するとお金を借りない人の方が大きく損するような気がします。
深刻な問題だと思うのですが素人考えでしょうか?


■QさんからのA(答え)

いまあなたは個人でデザイナーをおやりになって、
借金がないとおっしゃっていますけど、
そういう立場の人に
誰も金を貸してくれないに決まっているんです。
デザイナーなんていう商売に金を貸す銀行も先ずございません。
そのおかげで奮起するわけですから、
結果としてはそれでいいということになります。

ただ、あなたが自分が金を借りないでやっているのに、
金を借りた奴が踏み倒すようなら、踏み倒した方が得だ、
と発想するのは根性が曲がっていると思います。
お金を返さない人がいると
お金を貸す方だって平気だということではありません。
貸した方だって必死です。

その駆け引きの中で世の中が成り立っているわけですから、
自分がそういう人にならないことを喜ぶべきであって、
自分が損したなんて考えるのはおかしいと思います。
曲がった根性は直して下さい。


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