■QさんからのA(答え)
経済が発展すると教育も大きく変わります。
中国の教育産業というのはこれからの仕事の一つです。
ただ、中国はたとえば新聞雑誌、出版物といった媒体と
教育産業については異常に神経質で、
他所の国の人たちが自分たちに影響することを
極端に恐れている面がございます。
したがって教育産業が完全に解放されるには
まだまだ時間がかかります。
語学教育にしても一番は何と言っても当然英語ですから、
アメリカンスクールができると
その土地の金持ちの子弟は授業料が高くても
わんさと押し掛けますから、結構仕事になっているようです。
英語に比べると、日本語に対する需要は20分の1くらいでしょうか。
それでも人口の多いところですから
集めれば結構な人がおりまして、
私は文化の交流は意思の疎通が前提だからということで、
日本語学校をやっておりますけど、
その他にこれから中国に必要な、
技術やデザインから、それこそ自動車の修理に至るまで、
教えることはたくさんあると見ております。
そんな中で日本人相手に学校をやるなんていうのは、
仕事の中で一番小さな所を狙ってやるようなものでありまして、
どうせやるなら中国人を相手に
中国人の教育に役立つ仕事をおやりになるのが
よろしいんじゃないでしょうか。
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