第789回
■K.TさんからのQ(質問):180度違う見解

よく書店で、中国に対する批判的な本を見かけます。
例えば「崩壊する。」とか「沈没する。」など。
しかし中国株に関係する書籍を読むと
大多数の本は「今後も成長を続ける。」といったことがが書いてあります。
どうして、180度違う見解が出てくるのでしょう。

私の勉強不足は十分承知しておりますが、
先生のご意見を伺えたら大変ありがたく思います。
よろしくお願いを申し上げます。


■QさんからのA(答え)

中国が崩壊するだとか消えてなくなるような事を書いた本は
本屋に行くと山積みにされております。
そういう考え方をする人の中には、
もともと中国に敵意を持っている人たちというのがあります。
それから、過去の経験を基にして
ものを見ているという人もおります。

中国では何千年の間、停滞した社会が続きましたし、
ことに近代中国では眠れるブタみたいな扱いをされて来ましたので
そういう物の見方を受け継ぐ人たちは
中国にはいい印象をもっておりません。
そういう人たちに共通していることは何かと言いますと、
中国でいま何が起っているかということを
現場で見ていないということです。
もともと嫌っているわけですから
そばにも寄り付かないのが当たり前ですけど、
私みたいに、見ることから始めよう、聞くことから始めよう
という物の見方ですと、この次中国で起ることに
新しい投資をやってもいいという気持ちになる環境です。

置かれている立場が違いますので、
敵意のある人たちを説得するのは無理だと思います。
そういう人たちの説得をするよりも、
自分の大事なお金をかけるわけですから
間違いのないようにご自分の目でしっかり見て下さい。


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